今回は、SQLのselect文を使ってデータを取得する方法について紹介します。
バックエンドを目指しているエンジニアならSQLは必須のスキルになるので、是非学んでおきたいところです。
そもそもSQLとは?
SQLとは、データが格納されているデータベースから値を取得する際に使われるデータベース言語です。
データベースから必要な条件の値を取得したいときにSQLは活躍します。
select文とは?
select文とは、データベースの中にあるテーブルからデータを取得したい時に使う構文です。
例えば、テーブル(users)から名前(name)の一覧を取得する際にselect文を使用することが出来ますね。
select文の基礎構文
select文の基礎構文はこちら。
select 列名 from テーブル名;
「;(セミコロン)」を忘れてしまうとエラーになるので、注意してください。
select文の使用例
他にもたくさん使い道がありますが、今回は3つに絞ってselect文の使用例を紹介します。
①複数の列名を取得する
基礎構文で紹介した列名の部分を「,(カンマ)」で区切ることで、複数の列名をテーブルから取得することが出来ます。
例えば以下のような構文だと、テーブルusersからidとnameの値を取得することが出来ます。
select id,name from users;
「,(カンマ)」の数を増やすと3つでも4つでも狙った値を取得できますので、是非覚えておきましょう。
②条件に合致した値だけ取得する
whereを使うことで、ある条件にマッチした値だけを取得することが出来ます。
例えば以下のような構文だと、テーブルusersからidが10以上の値だけを取得することが出来ます。
select id from users where id >= 10;
条件を絞って値を取得することも出来ますよ。
③取得した値の順番を変える
select文で取得した値の順番も変えることが出来ます。
例えば以下のような構文だと、テーブルusersからidの値をまず取得できます。
そして、取得したidを降順(大きいもの順)に並び替えれます。
select id from users order by desc;
まとめ
以上が、SQLのselect文を使ってデータを取得する方法でした。
他にもselect文を使って様々な値をデータベースから取得することが出来るので、興味ある方は是非試してみて下さい。