あなたは自分の強みを理解していますか?
自分一人で強みを見つけることは難しいです。
だからといって、自分の強みを見つけることを諦めていませんか?
そこで今回は、強みを科学的に見つける「FFS理論」について紹介します!
「無料」で簡単に、あなたがどんな強みを持っているのか診断できるツールも用意しているので、是非参考にしてください。
自分の強みを知ることが出来たら、これからの人生がより楽しくなりますよ〜!
参考文献:あなたの知らないあなたの強み
強みを科学的に見つける「FFS理論」とは?
FFS理論(開発者:小林 惠智博士)は、ストレス理論をベースに研究された理論です。
人によって、ストレッサー(ストレスになる刺激)は異なる。
例えば、同じ広さの部屋にいても。「広くて心地良い」と感じる人もいれば、「広すぎて不安」と感じる人もいます。
つまり、環境や刺激に対する感じ方や捉え方が人それぞれ違うので、その感じ方や捉え方の特性を5つの因子として軽量化したものが「FFS理論」になります!
どんなことに対してストレスを感じるかで、人間の強みが分かるということですね!
FFS理論はこれまでに、LINEやリクルート、ソニーなど延べ約800社で導入されてきました。
引用:ヒューマンロジック研究所
誰もが知っているような企業の組織改革にも取り入れられている理論となっていますよ!
FFS理論の診断を実際に受けてみよう!
では、実際にFFS理論の診断を受けてみましょう!
そして、簡易診断ではなく、より詳しく知りたい人は「あなたの知らないあなたの強み」の本を購入しましょう!
本の末尾に診断が受けてるコードが書いてあります。
ちなみに、僕はこちらの方法で診断しました!
診断が終わり自分の特性を知ることが出来たら、次の章で細かく見ていきましょう!
あなたの特性を客観的に知ることが出来ますよ!
FFS理論の5つの因子について
診断は終わりましたでしょうか??
FFS理論の診断を受けることで、あなたが5つの因子のうち、どの特性が強いのか知ることが出来ます。
5つはこちら!
凝縮性
受容性
弁別性
拡散性
保全性
因子ごとに優劣がある訳ではありません。
あくまで、自身の思考や行動パターンを知ることが出来るのです!
これから1つ1つ見ていきましょう!
※ 前提として、人間は5つの因子全てを持っています。どの因子が強いかであなたの強みや個性を知ることが出来るのです!
凝縮性
「凝縮性」が高い人は、こだわりが強く、自分の中で明確な価値規範を持っています。
他人に流されない一方で、自分の価値観に合わないものは受け入れない頑固な部分も。
自分の価値観に合う人とは協力しやすい一面があります。
日本人には、かなり少ないタイプですよ!
判断軸
→自分の価値観上、正しいか、正しくないかで物事を判断します。
ポジティブな時の特徴
→正義感や使命感、責任感が強く、道徳的で規範的な印象を与えます。
ネガティブな時の特徴
→独善的、支配的、否定的、排他的になり、周りを力でねじ伏せようとする
ストレスの要因
→自分の考えや価値観を頭ごなしに否定されるとストレスを感じます
キーワード
→正義、権威性、責任感、義務感、批判的、偏執固執
受容性
「受容性」は、優しくて面倒見が良く、無条件に受け入れてくれる力です。
柔軟性があることも特徴です。
優しいところがある反面、周りの要望を全て受け入れてしまい、キャパオーバーになることも。
俗にいう「良い人」ですね!
「受容性」は、日本人に多い特性です。
判断軸
→良いか、悪いかで物事を判断します
ポジティブな時の特徴
→面倒見が良く、寛容です。周りを肯定し、周りに共感することもできます
ネガティブな時の特徴
→お節介で過保護になります。自虐的。逃避的になることも。
ストレスの要因
→反応がなかったり、存在をないがしろにされたりするとストレスを感じます
キーワード
→貢献、保護的、共感、愛情、過保護
弁別性
「弁別性」は、白黒はっきりさせる力です。
合理的で計算的な一面も。
ドライで、常にどうすれば合理的なのか考えて行動します。
物事を冷静に分析することが出来る反面、感情があまり介入しないために、機械的で冷たく見られることもあります。
判断軸
→相対的に見て適正であるか、不適正であるかで物事を判断します
ポジティブな時の特徴
→理性的、現実的で、無駄なことをせず合理的に判断することができます
ネガティブな時の特徴
→機械的な自己都合になり、ドライに見られてしまいます
ストレスの要因
→理不尽さなど、理性ではどうにもならないことを求められるとストレスを感じます
キーワード
→合理的、事実は、定量的、都合がいい、現実的
拡散性
「拡散性」は、飛び出していこうとする力です。
このタイプの人は、活発的で行動力があります。
面白いことには周囲を気にせずどんどん挑戦することが出来るので、「挑戦的だ」と評価される一方、飽きっぽいため周りを振り回すことも。
判断軸
→好きか、嫌いかで物事を判断します
ポジティブな時の特徴
→積極的、活動的で、ゼロから物事を作り上げることができます
ネガティブな時の特徴
→反抗的になったり、破壊的・攻撃的になったりします
ストレスの要因
→物理的・精神的に束縛されるなど、自由に動けない時にストレスを感じます
キーワード
→挑戦、奔放性、外向性、解放性、大胆、野心、分裂
保全性
「保全性」は、維持しながらコツコツ積み上げる力です。
計画を立て、工夫しながらコツコツと進めていくことが得意。
組織を作ることが上手く、周りと協調しながら動くことができます。
慎重すぎる反面、なかなか行動に移せない部分も。
日本人の65%は「保全性」が高くなっています。
コツコツ積み上げる部分は、まさに日本人らしさですね!
判断軸
→好きか、嫌いかで物事を判断します
ポジティブな時の特徴
→几帳面でさまざまな場面を想像することができます。また、協調的に動くことができます
ネガティブな時の特徴
→消極的で妥協的になったり、パニックになって拒絶したりします
ストレスの要因
→明確な指針がない場合や、急な変更など、予期せぬ事態にストレスを感じます
キーワード
→安全、内向性、慎重、敏感、几帳面、順応、劣等感
僕の診断結果は??
ちなみに、僕の診断結果は以下になりました!
「凝縮性」、「弁別性」、「拡散性」の順番で高い結果となりました!
積極的にアイデアを出しながら行動できる部分は納得です!
そして、自分の意見を必ず持っているので、敵を作ってしまうことも多々あります。
あと、頭ごなしに否定されるとかなりストレスを感じますね。
日本人ではかなり少ない診断結果となりました!
FFS理論の3つの使い道について
「FFS理論」には、以下の3つの使い道があります!
自己理解
他者理解
チームビルディング
自分を知ること、他者を理解すること、そしてチームでも活かすことができます。
1つ1つ見ていきましょう!
自己理解
「FFS理論」を活用することで、自己理解をすることができます!
自己理解をすることで、自分の特性を活かして仕事をすることが出来ます。
結果、成果が出てさらに仕事が楽しくなりますよ!
成功した人たちには、共通点があります。
「自分の特性を理解し、強みを活かし。弱みは仲間と補完している」ということです。
引用:あなたの知らないあなたの強み
世の中の成功者の方々は、自分の特性を理解しており、弱みは仲間に補完してもらっています。
つまり、自己理解は人生を成功に導くための基盤であり、活き活きとキャリアを伸ばしていくための指針とも言えます。
仕事で成果を上げたい人は、是非「FFS理論」の診断を活用して、自己理解をしましょう!
他者理解
自己理解だけでなく、「他者理解」にも活用することも出来ます!
あなたが何かしらのチームに所属しているなら、チームメンバー全員に診断を受けてもらい、お互いの診断結果を見ながら話し合う。
そうすることで、お互いの特性を活かして働くことが出来ます。
自分が良いと思っていることは、相手にしても必ず良いとは限りません。
同じ言葉でも、人によって感じ方は千差万別です。
「FFS理論」を学ぶことで、他者の特性を理解することができるので、適切なアプローチで仕事をすることができるのです!
チームビルディング
他者理解の説明と少し被りますが、「FFS理論」はチームビルディングにも活用できます!
「FFS理論」をチームメンバーに受けてもらうことで、チーム一人一人の特性を理解できる。
だから、「〇〇さんは、拡散性が強いから、どんどんアイデアを形にしていこう!」と適切なマネジメントをすることで、チームが活性化するでしょう。
そして、一人一人の特性を活かしながら人員配置もできます!
自分と同じ特性の人の意見を参考にしよう!
「FFS理論」では、5つの特性があることを紹介しました。
そして、自分の強い特性を知ることが出来れば、是非自分と同じ特性の人のアドバイスを参考にしてみましょう!
例えば、何にでも挑戦できる「拡散性」が強い人は、行動力がある人の本などの意見を参考すると良いですね。
逆に自分は目の前の仕事をコツコツとできる「保全性」なのに、行動力がある「拡散性」の人に憧れて行動を真似ても、特性が違うのでしんどいでしょう。
まずは自分の特性を知り、その上で自分と同じような特性の人のアドバイスを参考すると、より質の良い情報を得ることが出来ます!
まとめ
以上が、強みを科学的に見つける「FFS理論」についての紹介でした!
強みは自分一人ではなかなか見つけることが難しいです。
「FFS理論」を使えば客観的に自分の特性を分析することが出来るので、是非あなたの強みを見つける際に活用してみてください。
これからも「自己理解」を中心にブログ記事を書いていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!