「才能ってなんだろう?訳わからんねん!」
僕はずっと思っていました。
「〇〇君は才能がある」とか「〇〇ちゃんは才能がない」とかよく言いますが、そもそも「才能の定義」を知らずにいました。
この記事を見ているあなたも同じでしょう。
そこで今回は、「才能の定義」について紹介します。
才能に関する本をいくつも読んでやっと理解出来ました。
才能の正体を知りたい人は、是非今回の記事を参考にしてください!
才能とは?
才能とは、頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターンである
ストレングスファインダーという才能を診断できるツールを運営しているギャラップ社による、才能の定義です。
「少し難しくない??」
そう思ったので、辞書で調べてみました。
生まれつきの能力。また、その働きのすぐれていること。才幹。
また広辞苑で調べると、以下の解釈になります。
才知と能力。ある個人の一定の素質、または訓練によって得られた能力。
つまり、「才能とは、自然とできること」です。
「やっていて苦でないこと」とも言えますね!
才能と強みの違い?
才能と強みの関係は、以下の式で表すことが出来ます。
才能(自然とできること)×投資(スキルや知識)=強み(仕事で成果を出す力)
引用:ストレングスファインダー
自然とできる「才能」に対して、スキルや知識といった「投資」を掛け合わせることで、「強み」になるのです!
才能とは例えば、以下のようなもの!
・人の気持ちを考えること
・新しいことに挑戦すること
・もっと良くできないか考えること
・未来について考えること
・リスクを想定して行動すること
この記事を読んでいるあなたにも、必ず何かしらの才能を持っています。
才能は環境によって「プラス」にも「マイナス」にも働く
才能があるからと言って、物事が全てプラスに働くわけではありません。
才能は環境によって「プラス」にも「マイナス」にも働きます。
例えば、「新しいことにチャレンジできる」といった才能を持っているAさんがいるとします。
Aさんは新しいことにチャレンジ出来るので、ベンチャー企業などの新しいアイデアをどんどん形にすることが求められている環境では、才能を存分に発揮することができるでしょう。
しかし、単純作業しか出来ず、新しいことにチャレンジ出来ないバイトの環境にAさんが入ると、全く才能を活かすことは出来ません。
つまり、才能は表裏一体。
そして、才能は包丁のように便利だけど、使い方を間違えると良くない方向にいってしまいます。
才能の3つの見つけ方について
これから、才能の3つの見つけ方について紹介します!
複数の角度から分析することで、あなたのコアな才能を見つけることが出来るでしょう。
① ストレングスファインダーの診断を受ける
アメリカのギャラップ社が開発した「ストレングスファインダー」の診断を受けてみましょう!
ストレングスファインダーとは、177問の質問に答えることで、あなたが持っているTOP5の資質を知ることが出来ます。
過去に、ストレングスファインダーの診断で強みを見つけよう【4つのステップ】の記事でツールの紹介と使い方を紹介しているので、是非参考にしてください!
② 友達に質問する
2つ目は、友達に質問してみましょう!
才能を発揮していることは当たり前に出来てしまうことなので、自分一人だと気づきにくいです。
だから、周りにいる人の客観的な意見をもらうことで、あなたの才能を見つけることが出来ます。
例えば、以下の質問を投げかけてみましょう!
・何をしている時が一番楽しそう?
・自分の「強み」って何だと思う?
周りの人は、あなたの才能にすでに気づいているかも知れませんよ!
LINEや電話で聞いてみましょう!
③ 才能に関する質問に答える
3つ目は、あらかじめ用意されている才能に関する質問に答えてみましょう!
今回は、5つの質問を用意しました。
・あなたが他人に対してイラっとすることは?
→自分は普通に出来ることだから、相手にイラッとする感情が生まれるのです。
・あなたが「これをしてお金をもらえるの?」と思うことは?
→お金をもらっていいの?と思えるくらい、自分では当たり前のこと。
・あなたが夢中になって、時間を忘れてしまうことは?
→人は才能を発揮している時に、夢中になります。
・あなたは何で叱られたことがありますか?
→叱られたことの反対には、あなたの才能が眠っています。例えば、落ち着きがなく怒られていた人は、好奇心旺盛で行動できる才能があります。
・あなたは何に嫉妬を感じますか?
→似たような才能を活かしている人に対して、人間は嫉妬します。
上記の質問は、あなたの才能を見つける手助けになります。
是非ゆっくりでもいいので、考えてみてください!
才能を見つける際の4つの注意点
才能を見つける際に、以下の4つのことを注意してください!
4つのことを頭に入れておくだけで、だいぶ気持ちが楽になります。
① 診断結果だけを信じないこと
先ほど紹介したストレングスファインダーなどのツールだけで、才能を判断しないようにしましょう!
ツールはあくまで、あなたの才能の傾向や方向性を客観的に見つけてくれるだけ。
ツールで才能の方向性を理解することが出来たら、必ず実際に行動して確かめるべきです。
上記のサイクルを繰り返すことで、少しずつあなたの才能が見つかっていくでしょう!
② すぐには見つからないこと
才能はすぐには見つからないことが多いです。
この記事を書いている僕自身も、見つけている最中。
小さい頃から才能を見つけて活かしている人がいますが、そんな人は稀です。
比べても仕方がないので、粘り強く見つけていきましょう!
自分一人ではなく、友達を巻き込んで、みんなで分析し合いながら才能を見つけると良いですね!
③ 偶然見つかる場合があること
才能は、たまたまやった仕事や遊びから見つかることもあります。
米国スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が20世紀末に提唱したキャリア理論によると、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」と提唱されています。
もしあなたがやる予定がなかった仕事をしているときに、才能が見つかるかも知れません。
才能は偶発的に見つかる可能性があることを、頭に入れておきましょう!
④ 無駄な情報を遮断すること
自分を知るためには、まず無駄な情報をシャットダウンしましょう!
SNSのように外部の情報を意図的に遮断しないと、外部の意見に惑わされ、自分を知ることが難しくなります。
オススメは、SNSでフォローしている人全てをミュートの設定にすること。
そうすることで、SNSのタイムラインには、自分の投稿だけが見れるようになります。
無駄な情報を遮断したら、あとはひたすら自分を向き合いましょう!
まとめ
以上が、才能についてでした!
才能の芽は誰にでもあります。
才能を上手く活かすことで、あなたの人生は良くなっていきます。
少しでも参考になれば、幸いです。
これからも、才能や強みなどの「自己理解」をテーマにブログを更新していくので、よろしくお願いします!